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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

伊東も危うい....

2023.03.31

世の危うさにはいろいろあるが「将来の存在の危うさ」がその最たるものだろう。

具体的に言うならそれは「子供が生れなくなっていくこと」だ。メディアでは少子化と言い、まるで何かの自然現象のような言葉を作り平然としているけれどもこれは決して「先進国になった証左」などではない。

伊東もその例にもれず、一昨年の出生数は100人だった。人口7万人の地方都市でだ。

地元の方ならお分かりだろうけれど伊東市の南は八幡野・赤沢から北は宇佐美までの各地域で生まれた赤ちゃんの数の合計がこれだから悲しくなる。

とうとう児童数・生徒数の減少が限界に達して高校と小学校で廃止と統合が始まった。
県立の伊東高校・伊東商業高校・城ケ崎高校の3校は統合され「伊豆伊東高校」になる。

塾の中3も新設の高校名で受験した。全員がめでたく合格したがそれでも定員割れ。

小学校では伊東市立の旭小学校・西小学校・東小学校が一つになり「伊東小学校」として4月から始まる。既に川奈小学校は廃校。

経済や人生観の変化。観光がダメだから地元に条件の良い雇用が生れないし公務員の枠はすぐ埋まる。かといって、経済が潤えばすべてが解決されるだろうか?かつて、コロナの前に....誤解なきようお願いしたいが...中国と韓国からの観光客が多かった頃にどれだけ各地の観光地が荒れたか記憶に新しい。

日本人があまり利用しない高額の宿泊費のかかるホテルでさえ例外ではなかった。大浴場に日本語・中国語・韓国語・英語で「大声の自粛・温泉内で身体を洗わない」と書いてあるが無視。何度、日本人客からクレームが入っても経済最優先のホテル側では一応聞くが強い注意もできないままだった。温泉に来てシャワーだけで帰る日本人客の気持ちはどうするんだろうか?

経済で豊かになりたくて魂を棄てたのは太平洋戦争に敗れたあとだけではなかったのか。
その「しっぺがえし」が今なのかもしれない。インバウンドなんて英語で言えばカッコイイが実のところ、外国人観光客の落とすお金のためにひたすら我慢せよ...という一面もあることに気づかないとこれからの日本は危ういだろう。

環境・国内の治安・医療・交通事故多発など...

正しい日本語の用法も失われ、どぎつい新しい言葉が誕生しては消えていく。敬語法に至っては大人でも使える日本人は激減している。

言葉に代表されるその国の文化はことばと共に亡びる。

これは歴史にあらわれる事実である。

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