進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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釣り...その前夜
2022.09.30
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こんな感じの釣り
9月の連休は3連休が2回あったのに台風の影響で2回とも釣りを断念....雨風ともに強く庭の木の剪定も実家の庭の草刈りもできなかった。フネの釣りはたとえ天気が快晴でも風が強ければ波も高いので沖には出られない。登山と同じで危なければ中止がキホンだ。
というわけで明日は待ちに待った釣り日和。M師匠の大きめのフネに義弟と2人で乗組員となる予定。クルマの場合と同じで自分が操縦しないと、普段気が付かなかったことに目が行く。ポイントについてもしばらくは微速で流し「潮の流れと強さ」「風向きと風速」「周囲に漁船がいないか」などをじっくり確認する。
アンカー一つにしても「潮の流れと風向き」を読んで....アンカーを入れたら自船がどこに流れてとまるかを予測する。予想した位置が魚探で見たポイントの前上に来るように。
毎週沖へ出てまあ3年くらいはかかるだろう。私はいまだにアンカーはうまくない。
大体このようなイメージだけれど、海底に根「起伏のある障害物」があるか、海底の坂道である「カケアガリ」か「カケサガリ」でないとアジはいない。
これは2つの訳がある。
1つは「エサになるプランクトン・小エビ・シラス」が豊富に寄るから。また他の一つはアジは常にブリやカンパチなどの大型魚に狙われているので、いざと言うときに逃げ込める海底の障害物が頼りになるからと言われる。
実際にブリの小型のイナダやカンパチの幼魚が釣れ出すと魚探から「サッー!」とアジの群れがいなくなる。いなくなるというよりは「海底に身を潜めて隠れる」のでこうなると全く釣れなくなる。過去には淡島の周囲で入れ食いだったアジがパタンと釣れなくなったなぁ...と思ったらイルカが数頭泳いでいた。
スーパー鮮魚コーナーで売っているのは「網で獲れる沖合のクロアジ」
私が1年じゅう追いかけるキアジ。その身は上品にしてほんのり甘みさえある
明日のポイント選定とアンカーのタイミングは師匠の判断にお任せ。われわれはアジ釣りに集中したい。
念のため大物用の太仕掛けを持っていこう...でも過去に大物用の専用クーラーボックスを持って行ったらエサになるような小アジしか釣れなかった。
まあ、釣りだけは父が教えてくれたなかで感謝すべきものだけれど。
釣りが大好きだった父の墓所を東京から駿河湾に面したお寺に改葬したのはかなり前だ。いつもアジを釣りながら親父のお寺が見える。
想い出の彼方で親父が嬉しそうに釣りをしている。