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パンクのはなし

2022.09.10

若者の音楽分野の「パンク」ではないので興味のない方はここで...また会いましょう。

パンクは英語に聞こえるが英語圏の外国人には絶対に通じない。日本語で言うクルマのタイヤのパンクはおそらく英語の punctureの省略と思われるけれど、普通はflat-tire(空気が抜けてぺしゃんこになった)と言う。タイヤのサイドウォールを縁石などでこすってしまい瞬時に破裂するような場合はblow-outだ。よく聞く「バースト」とは言わない。

いや、今日は実際に路上で運転中にパンクしたら「あなたならどうする?」という話。

車のタイヤがパンクしたらどうすればいい?原因・予防法も解説

昔の道路は舗装されていなかったり、路上にクギや太い針金...山梨や長野では牧場の牛にやる牧草を束ねた番線の破片が普通にあって気をつけていてもパンクはつきものだった。

だから、自動車学校の実車教習の中にパンクしたときの「タイヤ交換」の手順の指導を受けたものだ。それは...

1.クルマの工具入れから車載ジャッキをおろす
2.パンクしたタイヤが設置しているときにタイヤのボルトを車載レンチではずす
3.トランクのスペアタイヤをとりだす
4.パンクしたほうのタイヤと外し、スペアタイヤと交換する
5.スペアタイヤのボルトを対角線の順に締める
6.ジャッキを緩めてクルマのタイヤが接地してからボルトをさらにレンチで増し締め

言葉でいうのはカンタンだが、腕の力と握力のない女性にはトランクからスペアタイヤを運び出すだけでも大変な作業だ。ジャッキハンドルも車載のものは最低規格だから持ちにくい。

車のパンクの画像パンクしたまま走行すると修理不可能に。ホイールもダメ。

それから20年くらいたってからだろうか、スペアタイヤに新品の同規格のものを載せると費用がかかること+タイヤが重いことの2つから「テンポラリータイヤ」と言って応急に何とか走れるだけの目的で作られた黄色いホイールのタイヤが載せられるようになった。まるで中型自動2輪のタイヤのようだったことを覚えている。

私がクルマの免許を取る少し前までは「学科」「実技」のほかに「構造」というエンジンの基本構造や2サイクル・4サイクル・燃料区分によるガソリンエンジンと大型車のディーゼルエンジンの構造に関する知識の試験もあったのだから驚く。

更に時代はかわった。

今の新車にはスペアタイヤもテンポラリータイヤも載せていない場合がほとんどだ。
ではパンクの時にはどうするのか?

今の新車の装備では「パンク修理剤のボンベ」とシガーライターソケットに差し込んで動く「電動のエアコンプレッサー」が積んである。

パンクしたタイヤのエアバルブをはずしてボンベを差し込み修理剤を目いっぱい充填する。次にエアコンプレッサーを自転車に空気を入れる要領で取り付け「ぼぼぼ....」とかなり大きな振動音でエアを入れる。

まあ、慣れれば何でもない。「あー...よかった」で済めばよいが。

これが有効なのはタイヤの接地面に異物がささってパンクしたときだ。
タイヤの横...サイドウォールが切れたようなパンクはまったく効果なし。

もうJAFを呼ぶしかない...加入してメンバーになっていないと高いことは当然。

非メンバーはパンク修理可能の場合 13,300円  
               スペアタイヤない場合は工場まで牽引  JAF

昔は...「パンクのタイヤ交換ができないなんて男じゃない!」とか「免許を返納してこい!」などと世のオジサンたちから怒鳴られたものだ。オジサンたちはこのような場合に実に嬉しそうであった。

それも言い過ぎだろうけれど、いざとなった時にクルマが動かずにいたら本当に困るだろう。

男たるもの、自分と家族、彼女を守れないようではダメだ。男をどう返納するのか?

これも言い過ぎだろうか。





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