進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室 の日記
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河口湖へ
2022.07.24
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土曜日には河口湖まで行ってみた。伊東から往復でちょうど200kmのドライブ。
また一人だが最近では慣れた。伊豆縦貫道・伊豆中央道で長泉からは国道246を北上。
御殿場から一般道で自衛隊や米軍施設を横目で見ながら急こう配を上がりきると頂上はむかし懐かしい籠坂峠だ。
ココを越えると下り坂で山中湖に向かう。途中には母校日大の山中湖セミナーハウスや他大の研修所や会社保養所があるが、湖畔まで下りるとペンションやホテルが多い。
湖畔にはサイクリングコースが湖を一周するように整備してありレンタサイクルや個人の自転車で大いににぎわっていた。
湖の西の丘の上にはこれも懐かしいホテルマウント富士...また行ってみたい。湖畔をぐるりと回って北端まで行くとEXIV山中湖がある。会員制だが本当に内装も食事も富士山の眺望もすべてが素晴らしい。行くなら秋の終わりまでが限界か。真冬になると籠坂峠は必ず凍結するから冬タイヤでも危ない。勢いをつけて行かないとスリップしてクルマが上れない有名なヘアピンカーブ+急こう配の難所がある。
ここから河口湖に向かうには湖畔の国道を西に走る。すいていれば30分で着くが、今の時期は1年で一番混むから...今回は1時間以上かかった。特に途中にある「忍野八海」がものすごい人気でここに右折で入って行くクルマ、出てきて国道に合流するクルマでどうしようもないことになっている。
なぜ河口湖に行くか。
それは同い年の従兄弟が挙げればきりがないくらいの病気で寝たきりの生活をしているからだ。人間、会社の付き合いや同じ趣味のやりとりがなくなると、まして遠方であれば..そしてお互いが高齢となって行くと親戚でも訪れるのが稀になる。
従兄弟が可哀そうで仕方がない。伯父はとうに亡くなり伯母はさらに遠くにいて入退院を繰り返しているから身内も見舞いには行けない。
子供のころから親戚中で旅行したり、お互いの家に泊って遊んだり本当に楽しかった。
ようやく会えるとその頃の思い出の話になり「本当に楽しかったなぁ...」と言っては従兄弟は涙ぐむ。オフロードバイクの名人だったのにもう歩くことさえできない。「運転免許の更新ができないから警察に免許は返納したよ..」と寂しそうにつぶやいた。
秋になったらアジとDVDをもってまた河口湖に行こうと思う。
北端の丘から山中湖を望む