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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

英語で迷わない

2022.05.10

普段から英語の指導を仕事としていると様々な人や場面に出あう。

一番多いのは塾で生徒に英語を教えること。この場合の目的というか目指すところは簡単明瞭でいい。小学生は発音・英単語・会話を伸ばす...どちらかと言えば英語と言う外国語に慣れること。中学は普段の学校英語の補強+高校入試のための準備。高校生はもっぱら大学受験の英語の力をつける指導。あとおまけのように最近はやりのTOEICでのスコアを伸ばす指導とか英検3級以上を目指す生徒を教える。

これらの「英語を勉強する」本人に明らかな目標があるから比較的ラクである。

問題はただ英語が話せるようになりたい...とかNative(ネイティブ)と同じ発音の英語を話したいんです!と言う場合だ。

そんな必要がどこにあるのか...と思うが、Nativeとは英語圏に生まれ育ち教育を受けた人間を言うのだが日本語を母国語とする日本人が同じような英語を話したい...とはそもそもなんでだろうか?

結論は何か。

日本人で成人に達していて日本語でやりとりする日常なら...あきらめたほうがいい。

それでも...と言う方は次のことに注意して勉強していただきたい。

そもそも英語は外国語でありカタカナで表記できないことをまずわかってほしい。

英語にあって日本語にない「音」を理解しないと。

それは「v・f・th・r」の4つの音である。日本語にないのだから日本語の書き言葉で表記ができないことを身をもって体験してほしい。ゴマカシはなしだ。

詳しく学問的に追及するなら日本の大学の英文科・英語学科で学生が専攻する「英語発音学」で研究するしかない。

でも実際の「音」ということだけなら個人的に信頼できる英語圏出身者か、日本人で留学経験のある人間について学ぶか、良心的な英会話学校を選んで入校することだろう。

そうしないと地方で30分5,000円 都会なら10,000円の指導料を外国人に支払って「ヨクデキマシタ!」なんて言われて喜んで終わりである。彼/彼女が大学を出ているのか..外国での教員免許を持っているのかまったくわからない。

私たちが日本人というだけで外国でその国の人間に日本語を教えられるかどうかを考えればおのずとわかる。

自分が話す英語を「音」にまで気を配って勉強する熱心な方を私は本当に心から尊敬する。

それでこそ本物だと思う。おおいに勉強していただきたい。

ただ一つ忘れていけないことがある。

私たちは日本国籍の日本人だということ。
どれほど英語がうまく話せても理解できても....

英語圏の外国人は私たちをそう見ている。

この事実は重い。

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