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進学セミナー西川塾 城星教室 / 十足教室     の日記

歴史はくりかえすのか.....

2017.10.20

いまの日本を見ていると平和であることが「普通の状態」の状態に慣れきってしまっているようだ。したがって少しでも「平和」それも「日本の平和を乱す」何かがあると大騒ぎになる。そのくらい過去の戦争が再び繰り返されてはならないという強い国民の意志の表れなのであろう。

内乱や対外的な大戦争がない時間はすでに72年間を過ぎた。日本の歴史を見てみればよい。これほど長く平和が続いたことはかつてない。

誰だって戦争より平和の方を選ぶに決まっている。300万人に届くほどの戦死者を出した太平洋戦争のようなことは二度とごめんだ。身内に友人に戦死者・犠牲者がいて記憶が新しければなおのことであろう....

その一方で今の平和がどのように、そしてどうして保たれたのか...そこをしっかり考えなくてはならない。

誤解なきように願うが、私は多くの戦没者の尊い御霊の犠牲の上に築かれた貴重にして唯一の平和だと信ずる。その故の日本の繁栄と考える。

平和が保たれてきた、少なくとも日本と武力で対峙する国がなかったのはなぜなのかを考える人間は少ない。中学・高校の歴史教育でも教えない。

これは一種の「踏み絵」のようなもので、まともにこのあたりのことを論じればすぐ「右翼」のレッテルを張られる...そういう社会の風潮こそが実は危険だとも思わずに。

蛮勇をふるってその「踏み絵」の第一歩を踏み出してみよう.....

日本の平和が憲法9条の「戦争放棄」事項によって守られてきたのか?
アメリカの軍事力をあてにする日米安保条約によって守られてきたのか?

学校が事実のみ教えてこの点をぼかしているのは、この日本の平和が70年以上続いた理由が何に立脚するか...という価値判断の世界だからである。

学校の教員は「政治的・宗教的」な指導を授業ですることは禁じられている。特に市立・県立・国立の公立学校ではそうだ。

言わばその判断は生徒に「丸投げ」されているのだ。問題は国是にかかわる大事な判断を丸投げされていることに生徒は何も気づいていないことだろう。

前のブログでも言及した言葉がある。英語の格言でもありよく外国人はこれを使う。

' History repeat itself. ' 直訳すれば(歴史というものはそれ自身を繰り返すものだ)と言う意味になろうか。

アメリカのここ100年間くらいの歴史を調べていくと...驚くべきこと、いや疑わしい何かを感じざるを得ない事実に突き当たる。

あの日米の太平洋戦争のPearl Harbor(真珠湾)'の日本軍による奇襲攻撃のことだ。アメリカは奇跡的に日本の暗号解読に成功し政府と日本大使館の通信を解読して、日本がHawaiiを奇襲することを事前に知っていた。しかし、現地の陸海空・海兵隊にはその事実は伏せられた。敢えて日本にHawaiiを攻撃させたとみられるふしがある....

これは「先に銃を抜いたのは相手だ」というアメリカ式の正当防衛の思想を国際間の戦争に演繹したものに他ならない。

そして、戦後にアメリカ政府が公表した書簡では「日本が近々太平洋のどこかで軍事作戦にでることはわかっていたが、それが具体的にHawaiiだとはわからなかった」と述べている。

同じ....本当に同じ言葉をあの' World Trade Center Building '9.11のテロ事件の直後に聞いた。「イスラムのテロリストがアメリカ本土のどこかを攻撃することは事前にわかっていたが、具体的にNew York World Trade Centerとまではわからなかった....

このあとアメリカはイスラムとの全面戦争に入って行ったではなかったか。

いままた、その手順で北朝鮮との一触即発の戦争勃発まえの状態と考えられる。アメリカは先に攻撃されることを待っている。

個人が国際的な摩擦や紛争を心配したって仕方ないじゃないか...なんでオレにそんなことが関係あるの?自分一人にそんな力なんてないよ...と言うのがごく一般の日本人の思いだろうと考える。

その通りだ。そうだろう。でもでもそれは安全な日本に暮らすあなただからそう言えるのだろうということを忘れてはなるまい。

「自分は関係ないよ」と言う思いが1億倍されたらどうだろう....
それは結構な集団の意思表示になるのではあるまいか....

この時代、よく「流されるな!」というカッコいい言葉を聞くけれど本当に周りの大渦に巻き込まれないためには「自分を大事に、常にupdate された知識を学ぶ」ことしかないだろう。

同じシナリオの戦争が起きないことを祈りたい。

The worst senario is that ....なんていうBBC newsにならないように。

そんな瞬間にも「自分の損得だけ、人に勝つことだけ...自分と家族の安泰だけ」を考えるのがわれわれ日本人だ。否定できるだろうか?

最大の同盟国アメリカさえもどう見ているかを考える時が遂に来たのだろう。

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