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みちのくから蝦夷地をめざして(..to tell the truth,start at Ito)

2017.08.18

夏の終わりに伊豆の伊東自宅から北海道の室蘭を目指す企画。

いつもは飛行機で飛ぶルートである。静岡・羽田・成田の3つの空港から北海道の新千歳空港まで航空路がある。でも格安のLCCは空港に支払う離着陸料の関係で成田~新千歳の路線しか飛んでいないからやっかいだ。

ご存じのように飛行機は「離陸~着陸」までの時間のほかに国内線なら1時間くらい前にcheck inしていないと危ない。水平飛行に入って時速850~1000㎞で1時間半飛ぶにしてもこのプラス部分が意外にも多い。

それなら、時間があればクルマで...という選択肢がある。津軽海峡を渡らなければならないので「八戸または青森」から対岸の函館まではフェリーを使うとして立案。

東京麻布のお寺から始まって「埼玉・群馬」と点在する親類縁者のお墓参りをしながら北上(?)しようというとんでもない「墓所+親類・縁者」訪問の旅程となる。

しかも.....である。ここまで考えたんだから、50年...半世紀前のルートで行こう。

すなわち健康や命に係わる「急迫真性」の事態でない限り高速・自動車専用道路は使わない、すべて一般道いわゆる「下道」で行くのはどうか?...というものだ。

まあ、運転の交代が今回はいるのでどうにかなるさ...

思い出せば、50年も前に父はよく家族を車に乗せて東北の実家のある「松島」に行ったものだった。当時はやっと首都高と東名があるくらいで、ひとたび首都圏を離れるとアッと追う間に風景は「昭和の戦前」に変わる。この傾向は埼玉県の川越あたりから始まり、水田となだらかな丘...点在する集落ののどかな田園風景が延々とみちのく(東北)まで続いていた。

私も日本人の端くれだ。豊かに実った水田の稲が重たそうに頭を垂れているのを見ると、本能的にホッとする。稲作を先祖が始めた弥生時代からのDNAがそう感じさせるのであろう。西洋人にはどんなに勉強しても「コメを作る心」はわからない...

私は彼らを区別する気はない。差別もしない。しかし、モンスーン気候でない乾燥した土地で「小麦を作りパンを焼く」そして広大な土地で牧畜・酪農をもとにした社会の彼らには理解をしてくれ...とは言えない。

人間、生まれ育った環境があまりに違うとお互いに理解し合うのはかなり難しい。「気持ち」「誠意」があれば通じるはずだ..というのは我々日本人の思い込みである。だから、中国(大陸のほう)と韓国を相手に「永遠の謝罪と賠償」を繰り返すことになっているのだが....

まあいい。閉話休題としよう。

そんなことを考えながらひたすら一般道を北に進むとしよう。

東京都内は中2までいたから、道に迷っても方位が分かれば大丈夫である。そのまま、板橋区から荒川の長い橋を渡ると(クルマで)もうそこは埼玉県の川口市である。父が一時いたところ...しばしの沈思黙考。

川口市は「鋳物の町」で有名だが、中小工場の後継者不足でめっきり往時の勢いはない。
寂しいが仕方ない。日本全国が同じだ....汗を流す労働を若者が嫌い瞬時のバイトをしてでもいいから都会を...よりカッコいい仕事を目指す。

ああ....亡国のイージス..じゃないが、日本も危ないなあ。

川口市を後に埼玉県を移動。中2のころに住んでいた三芳町には伯父・伯母のお墓がある。さらに北東に進むと久喜。この近くの白岡で次男の伯父・伯母のお墓参りをする。
自分が子供のころからナシ畑が多く「長十郎」という少し硬いが甘みの強い品種が名産だったことを思い出す。

さあ、これから国道4号をひた走り東北...まずは仙台・松島を目指す。

当時は「ドライブイン」があったがもう今ではどこにも見当たらない。
コンビニが50年前のドライブインのあとを継いでいる。




みちのくから蝦夷地をめざして(..to tell the truth,start at Ito)

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